ご案内の流れ

【大腸カメラを受診される患者さまへ】

◆どんな患者さんが多い?

  • ●下血、血便、便潜血陽性など
  • ●便通異常(下痢傾向、便秘傾向、便通不安定、便が細いなど)
  • ●腹痛・腹部の違和感、腹部膨満などの腹部症状
  • ●大腸ポリープの治療歴や内視鏡治療歴がある
  • ●大腸癌や多発ポリープの家族歴がある
  • ●他の臓器の癌やリンパ腫などの悪性疾患がある
  • ●健康診断やドックで精密検査を勧められた
  • ●体重減少、貧血、食思不振、ふらつき、体調が悪い など

  • ◆対象となる疾患◆

  • ●大腸癌、大腸ポリープ
  • ●潰瘍性大腸炎、クローン病、ベーチェット病
  • ●感染性腸炎、虚血性腸炎、過敏性腸症候群、虫垂炎、憩室炎
  • ●粘膜下腫瘍、他の悪性疾患(治療中や既往)、 など
  •      

    大腸カメラの流れ

    外来受診
    まずは外来受診いただき、診察を受け、検査予約となります。
    予約のための外来受診のため、比較的空いている午後がおすすめです
    ※多量下血など緊急性の高い場合はすぐに受診ください。
     
    🔔 注意事項:
    緊急性が高い場合やお急ぎの場合は、当日検査を行うことがあります。
    基本的には予約制です。
    🔔 注意事項:
    紹介状をお持ちの方は、ご提出をお願い致します。
    おくすり手帳もお持ち下さい。
     
    検査予約
    外来受診後、受付で検査日時の予約を行います。
    院内下剤・自宅下剤をお選び下さい。
     
    検査時間連絡
    およそ検査3日前に、電話で当日の検査時間についてご案内いたします。
    検査前日
    朝食・昼食は消化に悪いものを除いた食事を、夕食は消化に良いものを食べていただき、下剤も内服していただきます。
    水・お茶は脱水予防のためしっかり摂取して下さい。


    検査当日の流れ

    ① 受付(自宅下剤の場合は前処置後になります)
    1階窓口で外来の受付を行って下さい。
    ② 前処置
    朝食は抜いて午前中より病院にお越しいただき、液体の下剤と水を内用していただきます(院内下剤)。
    自宅下剤の場合は自宅で行って頂きます。
    🔔 注意事項:
    前処置の終わるスピードは個人差があります。また、検査のタイミングが被ってしまう場合もあり、待ち時間が生じることをご理解下さい。
    ③ 内視鏡検査
    固形便がほぼなくなるまでしっかり便がでましたら、午後より大腸カメラとなります。
    鎮静剤をご使用の場合は検査後はリカバリールームでお休み頂きます。
    ④ 外来診察
    検査結果について外来診察医より結果説明致します。
    ④ 会計
    1階会計窓口でお支払いいただき終了となります。

    【大腸ポリープ治療】

    大腸ポリープについて

    大腸ポリープには腫瘍性(良性腫瘍や大腸がん等)のものだけでなく炎症に伴ってできる炎症性ポリープや、がん化しない過形成ポリープなどがあります。
    このうち腫瘍性のものが治療の対象になります。良性腫瘍(がん化の可能性がある)や比較的早期の大腸がんは大腸カメラ(下部内視鏡)でポリープを切除することができます。
    (ポリープ切除は基本的には、日帰りで実施しますが、状況によっては入院が必要な場合があります。)

    実際の症例

    方法は内視鏡的粘膜切除術をご参照ください。実際の症例を見てみましょう。

    1

    切除前の大腸腺腫(良性腫瘍)の病変です。

    2

    食塩水を注射し、膨らませたところです。

    3

    スネアをかけて電気で焼きながら切除します。

    4

    切除後の潰瘍です。
    3~4週間で治癒します。

    外来に関するお問い合わせ

    湯川胃腸病院  TEL06-6771-4861/FAX 06-6771-4882

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